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渋谷 地域猫  SHIBUYA☆CATS

都営住宅の工事塀に、地域猫の通り道を

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建て替え工事のためバリケード塀の設置が始まる

 5月に、表参道近くで住民移転後の都営住宅室内で2匹の猫の死骸が発見されたことを先日お伝えしました。
都営住宅は最近多くが建て替えが進んでおり、他にもこうした事例があるのではないかと心配しましたが、都営住宅を管轄する都住宅政策本部の担当の方は、「これまで置き去りペットは聞いたことはない」とのこと。
 都営住宅は原則ペット禁止ですし、もし隠し飼いしていても、今回のように室内に施錠したまま置いていくことはなかったと思いたいです。ただ、「移転先に連れていけないから」と、外に放していく例は何度か聞いています。
 また都営住宅では、「地域猫」も原則認められていないとのこと。しかし実態として、この表参道の都営敷地には10匹ほどの地域猫がいますし、他の都営でも黙認されていることと思います。
3年前、他の棟の建て替え工事のため隙間なくバリケード塀が建てられ、数匹の地域猫、捨て猫が閉じ込められるということが起こりました。猫は自分のテリトリーに固執するので、中の猫の外に誘導するのに大変苦労しました。

バリケード塀の位置を説明する工事担当者

 そこで今回は、塀を作る際、猫の出入り口を数カ所設置していただくようにお願いしました。都によるとこうした措置も「異例のこと」だそうですが、認められたのは、毎日地域猫の世話をきちんとする地域の人やボランティアがいるからだと思います。
 いずれ都営住宅・敷地内でも、地域猫や保護猫の飼育が認められることを願います。

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