猫耳ブログ

渋谷 地域猫  SHIBUYA☆CATS

愛猫闘病記9 最後の3日間

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暖かいマットを嫌がり、床の上に移動してしまう。


       
 ついに最後の3日間の話です。つらくてなかなか書けないでいたのですが、看取りから一年を経て気持ちも少し落ち着いてきましたので、なんとかまとめたいと思います。
 あめりかんは前回の最後のジャンプから3日後に亡くなりました。嘔吐で食べられなくなって一週間、毎日病院に通い点滴しましたが、新しい薬も効をそうさず、急速に体力がなくなりました。最後の3日間はほとんどぐったりとしていました。
 3/22、23、24とA病院に通いました。朝預けて、時間をかけて点滴と投薬をしてもらい、夕方迎えにいきました。
 23日の朝はベランダに飛び出しましたが、いつものような行動はこれが最後でした。
 時々、飲み水のボウルにあごを載せて、飲むでもなくじっとしていました。この理由が今でも分かりません。
 23日の夕方に連れ帰ったときは、点滴のおしっこが溜まっているはずですが、キャリーを開けてもしばらく出てきません。1時間ほどしてから、「わーお」とくもった声をあげて、やっと出てきました。先生に「体を温めるように」と言われていたので、あんかのマットの上に載せるのですが、いやがって床の上に移動してしまいます。
 24日に、病院で、再発を示すバフィーコート値が陽性であることを聞きました。体温も34度しかありませんでした。
 先生に聞きました。「温めようとしても嫌がり、熱いのが苦しいように思えます。どういう状態になったら楽にしてあげるべきですか」
 先生は、「(安楽死は)後戻りのできないことですから、よく考えないと。まだそれほど苦しみがひどいわけでもないと思います。元気になってもらうためには、嫌がっても温めないと」。肥満細胞腫の新しい薬も試すことになり、翌日曜は病院が休みなので、飲み薬を6種類もらいました。
 しかしその日は家に帰っても、もう自分からキャリーの外へ出る体力はありませんでした。キャリーから抱き上げ、トイレの上に連れていくと、律儀にも砂を何度かかき、おしっこしました。しかし、自力で立ち上がることはできませんじた。
 暖かいマットの上に寝かせると、やはり「ウオンウオン」と鳴き、もがいて床の上にはっていきます。どうしても本人は冷たくしてほしいと望んでおり、もう無理させたくありませんでした。
 朝、起きていくと、静かに寝ていたあめりかんが、驚くほど大きな腹の底から押し出すような声で「ウオーン、ウオーン」と鳴きはじめました。これまでそんな声は聞いたことがなかったので、驚いて懸命に背中をさすりました。やがて少しずつ鳴くのが収まりました。
 それでも私が離れて5分もすると、また「ウオンウオン」と鳴くので、横に行ってなでる、ということを3、4回繰り返しました。
体がもう動けないので鳴くしかなかったのか、どこか痛いのか、苦しいのか、甘えているのか、分かりませんでした。
 するとやがて首をまっすぐに長く伸ばして、「はあーっ!」と息をしたのです。愕然としました。猫が命を終えるときにする深い呼吸とは、このことだったのかと。
 深い呼吸の間隔は、よく覚えていないのですがかなり長かったと思います。息が止まってしまったのかと思うと、また「はっ、はあーっ!」と、目を見開き、口を大きく開けて、水中から水面に上がってきたような呼吸をします。私はただなでながら見守るしかありませんでした。
 30分以上たったでしょうか。いつしか深い呼吸はしなくなっていました。あめりかんを抱っこしました。すると、その体は私の知っていた猫とはまったく違うものに変わっていて、腕から力なく滑り落ちました。その時、この愛しい体にはもう命がないことを知ったのです。

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コメント

  • 先月の26日に愛猫を亡くしました。8月の終わりくらいからたまに咳をしていたのが、頻度が増してきたので、10月26日にかかりつけ医に。レントゲン、エコー検査に血液検査をしました。肺に白い影があり、エコーでは胸水が貯留してるとのことですが、まだ抜くほどではないとのことでした。肺腺癌の疑いでしたが、年齢も14才と高齢でしたので、それ以上詳しく調べることはせずステロイドや気管支拡張剤などを処方してもらう対処療法に決めました。しかし、段々と食欲が無くなり、翌日の月曜日にかかりつけ医に行こうとしてましたが、日曜の夜に嘔吐をきっかけに呼吸困難に陥り、救命医療センターに運びました。そこで胸水を抜いてもらうと、食欲が回復しましたが、それも数日という束の間で、また食欲が無くなりかかりつけ医で今度は胸水を抜いてもらうも衰弱する一方でしたので、高度医療病院を紹介してもらいました。そこでは鼻から薬や栄養分が摂取できるようにカテーテルと、胸にはドレーンを着けてもらい、家で胸水が抜けるようにしてもらいました。CTや細胞診の結果は猫では珍しい原発性肺腺癌が濃厚であり、肺の中で散らばり外科手術の対象外であると告げられました。抗がん剤投与はしないでやはり対処療法に決めました。酸素発生器や酸素ケージも準備しました。やはり暖かいところよりひんやりした床を好み、ヨロヨロしながら居場所を転々と。最後の数日間は呼吸が苦しくて横になれず香箱座りでしかも眠れないようでした。高度医療病院にかかってから約一週間で虹の橋に旅立ちました。最初にかかりつけ医にみせてから1ヶ月というあまりの早さに肺腺癌の怖さを思い知りました。最期を看取ることはできましたが、あの最期のもがき苦しむ姿は目に焼き付いてしまい辛いですね。
    同い年の愛猫がもう1匹いるので、反省を踏まえ近々レントゲン等の検査をし、亡くなった娘の分まで長生きしてもらえるように健康管理をしっかり行っていきます。

    by ポロ&ベッキー 2023-12-12 10:29 PM | 返信 |

    • ポロ&ベッキーさんへ
      コメントありがとうございます。
      猫の肺腺がん、たしかにあまり聞いたことがありません。
      大変な一ヶ月だったと思います。でも
      愛猫さんが具合が悪くなってから、できる治療は全てやってあげたと思います。
      愛猫の最期は飼い主にとってとてもつらいものですね。
      私も長いこと亡くなった猫の最期の姿を思い返す日が続きました。
      時間がたっても、それは決して忘れることはできませんが、
      少しでも今生きている命に向き合う力にしていければと思います。
      もう一匹の愛猫さんとともに、ずっとお元気に過ごしていただくよう
      お祈りしております。                 ネコミミ

      by nekomimist 2023-12-13 7:53 PM | 返信 |

  • 文章を書くことで落ち着かせてもらいましたという、言葉が目につき
    愚痴とはなりますが、立ち寄らせてください。
    うちの娘は、16歳でリンパ腫を発症、7月終わりに余命一か月、年齢を考え、獣医には積極的治療はしない方針を伝えステロイドの投与をしました。
    のむ抗がん剤も試したのですが、胃の内容物ごとすべて吐き出す拒否にあい、せっかく食べたものも吐き出すのは体力の消費しかないので3回目投与で断念
    飲むこと、食べることを拒否し、強制給餌も試しましたが、私の技術不足でしょう。苦しい思いをさせました。
    強制給餌で、体重が戻れば抗がん剤をもう一度試せるのではないかと、積極的な治療をしないと決めていたのに、目的が何なのか、わからなくなっていました。今現在、私が抱っこすると、首を振り嫌がる素振りをします。
    ほんとうに酷いことをしました。強制給餌は後悔しかありません。
    無駄に引っ張ることなく、早く楽になれていたのに

    過剰な補液はしてませんでしたが
    今週の月曜に、エコー検査で肺に水が溜まっているとのこと、
    これ以上の補液は、症状の悪化、肺の水を抜く処置は、下手すれば脱水を進ませるだけなので今は何もしない方がいい とのこと。
    薬を嫌がる、吐き戻す子なので、肺の検査、薬投与という手段はあるけど、この子にとってストレスでしかないから、しないしょう?と 
    一番、ストレスのない緩和措置の酸素室のレンタルを勧められ、即日自宅に酸素室を用意しました。
    うちの子にはあっていたらしく、中で落ち着いていられます。
    元々、自由に寝場所を季節ごとに変えてて、人にくっついて寝るわけではなかったので、
    楽になれる酸素室は本人にはストレスではないようです。 これだけは本当に幸いでした。
    今は、かろうじて、頭を上げ、寝返りを打ち、うつらうつらとだるそうにわずかに水を飲む現状です。
    胸水の件を聞いて、自分の間違いに気づき、強制給餌をやめました。

    もう、頑張らなくていいのに、このまま穏やかにすっと息が止まればいいのに
    そう願わずにはおられません。
    すべては親のエゴで、方向を間違えた私の落ち度で、苦しい時間を長引かせました。

    もっと早く、異変に気が付いていれば、定期診断をこまめに受けさせていれば、ちょっとした違和感を年のせいにしなければ、娘にすがって、足止めをしなければ、後悔ばかりです。
    あとわずか、食べることもできないこの子に何をすればいいのか、答えのない答えを求めてる日々です。

    by ぷーまま 2023-09-14 6:06 PM | 返信 |

    • ぷーままさんへ
      コメントありがとうございます。
      一か月以上、愛娘さんの治療でおつらい日々を送ってこられたんですね。
      強制給餌も投薬も、病気の猫にはなかなか大変なことです。
      だれしもが悩みながら治療を試すしかありません。
      それは猫も人も同じではないでしょうか。
      人間も最期は体内の水を出して乾いた状態で楽になると聞いた人があります。
      酸素室は、呼吸も楽になれると思いますので、良かったですね。
      心も穏やかに時を迎えられるようにお祈りしています。
      何かありましたら、またご連絡ください。    猫ミミ

      by nekomimist 2023-09-15 2:20 PM | 返信 |

  • 現在、もうすぐ息を引き取りそうな愛猫を抱えています。同じ辛さを経験された方の話を知ることで、少しでも気が楽になるかと探していたら、こちらのサイトにたどり着きました。みなさん、本当に猫を可愛がってこられたのだなということがよくわかり、旅立たせた時の悲しみが大きかったことを感じました。

    うちの猫(名前は「みぃ」、mix、メス、3歳1ヶ月)は保護猫で、生まれつきの白血病ウィルスキャリアでした。発症しないこともあるということから、免疫力アップのサプリなどを与えて大切に飼ってきましたが、6月初めに息が荒いのに気づいて病院に行き、縦隔型リンパ腫と診断されました。

    抗がん剤治療をするか、ステロイドを投与するかの選択で、前者がうまくいっても半年後には再発すると言われ、後者を選びましたが、状況はあまり改善しませんでした。胸水を抜いてもらい、1度目は50cc、2度目は70ccで、それなりに効果があったのですが、26日に3度目を抜いてもらったところ20ccしか溜まっておらず、腫瘍が肺を圧迫していて、獣医さんはなすべき手立てがないという感じでした。それでも抗がん剤治療を勧められました。

    ここ3、4日は餌も水も受け付けません。薬も嫌がるため、本人が嫌なことはやらない方がよいかと、今は自然に任せています。呼吸困難になっていて、見ているのもかわいそうですが、また病院に連れて行くのもストレスだと思うと、なにもしてやれません。

    まだ3歳になったばかりで本当にかわいそうです。残された時間で何かやれることはあるでしょうか。どう過ごすのがよいでしょうか。

    by みぃの父 2023-06-30 2:04 PM | 返信 |

    • みぃちゃんのお父さんへ
      おつらいですね。白血病キャリアだったということですが、私の知る中では、三歳まで一緒にいてくれたのはすごいです。
      キャリアを知りながら、大切に育ててもらって、みぃちゃんは幸せな猫です。
      ステロイドは、私の猫にも試しましたが、効果はありませんでした。
      そちらさまの獣医さんの見立ては分からないですが、私も抗がん剤は使いませんでした。
      看取りはとても悲しいと思いますが、猫は自然に生まれ、自然に逝くものだと思います。
      お父さんの見守り方が一番いいと思います。
      穏やかな気持で寄り添っていただけますように。
      私もお祈りしております。
                                        ネコミミ

      by nekomimist 2023-06-30 8:42 PM | 返信 |

      • 早速のお声がけをありがとうございます。
        優しいお言葉に勇気づけられました。

        今日も、病院に連れて行き、点滴をしてもらうと楽になるのかなと思ったりしましたが、かえって苦しめることになることになるかもしれないと思い直し、そのままにしてしまいました。
        「自然に逝くもの」とおっしゃっていただき、これでよかったんだなと確信しました。

        歩く力もないはずなのに、気がつくとお風呂の脱衣場に移動して、床に顎をつけています。ここがお気に入りの場所でした。
        傘の影にいるのが好きだったので、折りたたみ傘を広げた下に寝かせています。
        トイレを近くに置いたところ、早速用を足そうとしたのですが、トイレの段差をまたぐことができず、間に合いませんでした。

        みぃは動物病院の前に2匹で捨てられていた保護猫で、譲渡会で譲られました。パステル三毛の毛柄で、それは綺麗な猫でした。抱っこは苦手でしたが、わたしが帰って来るといつも玄関に出迎えに来て、トイレやお風呂に行くと扉の前で出待ちをしていました。
        きょうだいは、とっくに白血病で死んでいます。恐らくは母子感染だったと思われ、母親も亡くなっていることでしょう。

        今晩が山だと思います。
        もうすぐ、お母さんやきょうだいに会えることでしょう。
        みぃちゃん、今までありがとうね。

        by みぃの父 2023-06-30 11:35 PM | 返信 |

        • みぃちゃんのお父さんへ
           みぃちゃん、きょうだい猫さんと病院の前にいたんですね。パステル三毛で、美人さんなんでしょうね。
           お父さんのことが大好きで、いつも帰りを待っていた様子が目に浮かびます。最後まで健気に自分の力で動こうとして・・。猫って、なんでこんなにかわいいんでしょうね。宿命とはいえ、お別れはほんとにつらいです。猫を愛する人間はみな同じ思いですから、またメールくださいね。
          ネコミミ

          by nekomimist 2023-07-01 1:26 AM | 返信 |

          • 昨晩が山と感じていたのに、生きています。名前を呼べば尻尾を振ってくれます。お風呂の脱衣場の床が冷たくて気持ち良いのか、そこでほとんど寝たきりで、トイレに行こうとしますが間に合いません。まだ3歳と若いので、生命力が強い子なのでしょう。食べていないので骨と皮で、触るのも痛々しいです。

            猫の看取りの本をたくさん図書館から借りてきました。「飼い主の選択はどれも正しい」と書かれていますが、それでも後悔してしまうことはたくさんあります。
            もう自然に任せようと決めたのに、猫の顔を見ていると、助けて、と言っているようで、また気持ちがぐらつきます。
            しかし、病院に行って延命措置をしてもらっても、結局は苦しさを長引かせるだけですよね。
            最期をどう迎えるのか、悩ましいです。

            猫の旅立ちを待っているのが辛くて、文章を書くことで落ち着かせてもらいました。

            by みぃの父 2023-07-01 3:17 PM

          • 自宅で最期を看取ることを決め、今日の夕方、今までお世話になった動物病院に、現状を伝えに行きました。
            生き続けるには、抗がん剤治療しか解決方法がないことを教えてもらい、自宅に帰りました。

            帰ると、みぃはお風呂の脱衣場で横たわっていました。風を通すため、裏口の扉を開けると、そこから外に出ようと突進しました。こんな力がまだあるんだという勢いでした。危うく抱きとめましたが、これだけの生命力があるならば、ひょっとして、抗がん剤治療をおこなったらうまくいくかもしれない。そんな気持ちが湧いてしまいました。

            早速、動物病院に電話をかけて抗がん剤治療を試みたいと述べ、嫌がるみぃをクレートに押し込めて車で5分の動物病院に着いたら、みぃは亡くなっていました。
            苦しんだ様子は全くなく、クレートの底に横たわっていました。
            クレートに入れられて、車で運ばれたのがストレスだったのでしょうか。
            本当にかわいそうなことをしてしまいました。
            わたしはそんな治療はして欲しくない、という意思表示だったのかもしれません。

            でも、あのまま脱衣場で亡くなるよりも、よかったのかもしれません。
            いろいろ考えると後悔ばかりです。

            猫が死ぬ間際、人はいろいろな哲学的なことを、猫から試されている気がします。
            一昔前は、人間が死ぬ場所は自宅でした。そこでは猫の看取りと同じ葛藤が起きていたはずなのに、いつしか人間の看取りの場は病院に移り、昔ほど苦悩することがなくなっているように思います。
            それに対して犬や猫の看取りの場は、自宅である場合が多いのでしょう。
            家族同然の犬猫の生き死にに対し、一つ一つの決断を飼い主がしなければならないことは、なかなか大変なことです。その重圧に耐えられる人はどのくらいいるのでしょうか。
            ペットを飼うことは、結婚したり子供を持ったりすることと同じく、覚悟が必要なことになっている気がしました。

            by みぃの父 2023-07-01 9:57 PM

          • みぃちゃんのお父さんへ
            みぃちゃん、旅立ったんですね。最後まで、がんばりましたね。
            今日、最初のメールをいただいて、治療を迷うお気持ちが痛いほど分かりました、
            確かにみぃちゃんは若いので、治療にトライしようかと思うのも当然です。
            でもみぃちゃんは最後に、「お父さん、ありがとう。もう大丈夫だからね」と、
            言ってくれたような気がします。
            命の危機に直面したとき、飼い主の選択は重圧となりますし、
            死を経験したら、もう二度と飼いたくないと言う人も多いですね。
            そのくらい、ペットへの愛は大きく、別れはつらいものです。
            しかし、命というものは、結局、飼い主や家族が決められるものではなく、
            その本人(猫)にしか分からないものだと思います。
            お父さんはみぃちゃんを大切に育て、最期まで優しく寄り添ってくれました。
            ありがとうございました。
            しばらくは悲しみが大きいとは思いますが、
            どうかご自身のお体も大切にお過ごしください。   ネコミミ

            by nekomimist 2023-07-02 1:04 AM

  • 2022年12月3日に近所の神社に捨てられた三毛猫とキジトラ白が我が家に飼って!とやってきてまだ5ヶ月なのですが、キジトラちゃんが嘔吐と貧血の症状が見られ、近くの動物病院に行ったのですが診断を誤りました。
    処方された薬でよくならなかったのと、病院に対して不信感もあり、どうしても納得いかず違う病院へ慌てて駆け込んだところ、白血病と診断されてしまいました。
    保護した時点で1歳になっていたのですが、体格もよく甘えん坊の可愛い子でしたが、今は無気力に縁側で横たわっています。20年は一緒にいる覚悟でおうちに入れたのに、もう命の灯火は消えかかっています。
    撫でてもらうのが大好きなので、最後まで一緒にいたいと思います。
    ブログを読ませてもらいながら、大泣きしていますが覚悟がようやくできそうです。

    by みや 2023-05-10 10:36 AM | 返信 |

    • 一大決心で保護されたと思います。しかし、残念ながら白血病の子もいますよね。
      以前、知っている方が、保護子猫を白血病と知りながら引き取ってくださいました。
      そして一年ほどして、天国へ行きましたと連絡がありました。
      その子猫は短い命ながら、温かい家で過ごしてきっと幸せだったでしょう。
      その方には、ずっと感謝しています。
      看取ることはとてもつらいことですが、
      そのキジトラさんと最後まで穏やかな時間を過ごせるようお祈りしています。
      つらいときはまたお話くださいね。

      by nekomimist 2023-05-11 1:17 PM | 返信 |

  • 私も愛猫を、誤嚥性肺炎で2ヶ月前に亡くしました。
    まだ、きっと後10年以上は一緒に暮らしていたでしょう。
    持病も無く若くて死ぬはずじゃ無かったのに、たった
    3歳半で逝かせてしまいました。
    なんてバカな判断をしてしまったんだと後悔ばかり。
    仕事から帰って直ぐに病院に連れて行けば助かった
    かもしれない。
    早朝にやっと診て貰えた病院で、肺が真っ白で体温
    も下がってる、深刻な肺炎です難しいかもと。
    一時は、酸素室から出して貰えて、ニャーンニャーンと
    二回鳴きマスクの上からずっとスリスリして、絶対に
    助かるんだよと酸素室に見送ったのが最後になりました。
    ハナちゃんごめんね。本当にごめんね。

    by ハナちゃんのママ 2021-12-30 2:43 PM | 返信 |

    • ハナちゃんのママさんへ
      コメントありがとうございます。
      誤嚥性肺炎だったんですね。
      突然、愛猫をなくされてとてもおつらいと思いますが、
      猫を飼う人には誤嚥が要注意ということは、
      とても大切な情報だと思います。
      できれば詳しい事情を教えていただければと思います。
      今回のように、事故ともいえる出来事は、
      だれにでも起こりうるとことです。
      そして多くの人が愛猫の死に後悔を感じ、
      立ち直っていくのです。
      今は悲しみでいっぱいだと思いますが、
      来年には元気になって、
      猫と幸せになってくださるよう願っております。

      by nekomimist 2021-12-31 7:36 PM | 返信 |

  • オー
    あなたがボロボロになった
    最後まできちんと生きようとした
    どうにもならなかった
    そんな重大な問題と思わなかった
    あなたの小さな命は何より大きく大切で
    でも私の手から離れて悲しい部屋だけが残った
    許して欲しい
    めそめそ泣くことも何もやりたくないこと
    そしていつか又あなたに会いたいと心から願うことも

    by オーたまの母 2021-09-02 8:21 PM | 返信 |

  • 2日前にもうすぐ13歳になる最愛の猫と別れたばかりです。

    後悔のないように精一杯の事をしたつもりですが、あの時こうしておけば…という思いが次々と浮かび気持ちが落ち着きません。

    食べることが大好きだった子の食欲が無くなってきたのが2月7日。
    血液検査で肝臓の数値が振り切れ計測不能で、1日おきに点滴を指示され薬も処方され通院しました。
    食べていないのに日に日に体重が増え、「先生体重計が壊れていませんか?」と指摘するまで医師は何も言いませんでした。
    エコーを見るなら毛刈りをしないといけないと言われましたが、血液検査だけでも大暴れで聞いたことのないような声で抵抗するのを見ていたので、その日は断りました。

    そして病院を変えました。
    新しい病院ではまずレントゲンを見てくれました。
    腹水と胸水が溜まっているのがすぐに分かり、次にエコーをして検査の為に水を少し抜くと言われました。更に血液検査もすることになりました。
    数時間預けて帰ってきた猫は毛刈りされることなく、暴れる事なく検査させてくれたと言われました。

    検査の結果は癌でした。
    部位の特定はできませんでしたが、腹水と胸水が溜まるのは相当状況が悪く、抗癌剤や放射線治療も既に効果は望めないとのことでした。

    延命ではなく、緩和の為にできる限りを尽くして欲しいというのが私たち家族が決めた事でした。
    新しい病院に行ってからほぼ毎日、点滴とステロイドの注射に通いました。

    そして2日前、休診日でしたが予め予約をして「今日も行こうね」と抱っこしてキャリーに入れました。
    いつもなら車に乗せたらモゾモゾ動き、運転席の私を見るのに何の反応もありません。
    病院まで10分。名前を呼んだり、隙間から触ったりしても反応がありません。

    病院に駆け込み先生に預けましたが手遅れでした。

    気持ちよく寝ていたのに起こしてキャリーに入れたのが悪かったのか?
    毎日病院通いは嫌だったのではないか?
    もっと早く病院を変えていたら?
    色々と考えてしまいます。

    病院を変えてちょうど1ヶ月でした。
    1日中一緒に布団で過ごせば良かったと出来なかった事ばかり思い浮かびます。

    by マロニー 2021-03-27 4:02 PM | 返信 |

    • マロニーさん

       2日前のお別れ、ショックで辛いですね。
      猫の病気は突然症状が現れることが多いですし、早期発見というのも難しいです。
       でも早い段階で病院を変えられたこと、その後は納得できる治療を続けられたことはよかったと思いました。
       緩和治療で猫さんはだいぶ楽に過ごせていたのではと思います。なにより最期は大好きな飼い主さんの隣で旅立ったこと、ほっとして幸せだったのではないですか?
       うちの猫もですが、春先に旅立つ子は多いようです。冬の疲れが出るのか気圧変化の影響か分かりませんが、猫にとってこの時期に生を終えるのは自然なことなのかもしれません。
       しばらくお別れの悲しみが続くとは思いますが、猫さんはたくさんおいしいものを食べて楽しい人生だったはず。天国で「ありがとう!また生まれ変わったらよろしくね!」といっているに違いありません。

      by nekomimist 2021-03-27 5:24 PM | 返信 |

      • nekomimistさん

        返信ありがとうございます。

        今思えば猫さんが1人で家にいる時間に旅立たなかったこと、娘と2人の時でなかったこと、私が寝ている間でなかったこと、休診日の当番医が主治医であったこと、休診日だった為誰もいない待合室で泣けたこと全てが最善だったと思います。

        看取りというと自宅で腕の中でと勝手に想像しますが、実際にそうなったらきっと取り乱していたと思います。

        幼い頃何度も布団でオシッコをしてしまうのでケージで寝るようにしていましたが、癌と診断されてからは一緒の布団で寝ることにしました。
        一緒に布団にいる濃密な時間が幸せでもあり、闘病の生々しい辛い記憶でもあり、まだまだ良い思い出を懐かしむ余裕はありませんが泣いてばかりでは猫さんが心配してしまいますね。

        少しずつ前を向いていけたらと思います。
        ありがとうございました。

        by マロニー 2021-03-28 6:55 AM | 返信 |

        • マロニーさん

          もちろん、お別れから1、2週間は悲しみでいっぱいだと思います。
          愛猫さんは、まだいわゆる「高齢」ではなかったし、病気は予期しなかったでしょう。
          それに、最初の動物病院の対応とか残念な気持ちもあるでしょう。
          最期に一緒に寝る濃密な時間も、うちの猫もそうだったのでとても共感します。
          猫はほんとに最愛の存在なので簡単には忘れられないけれど、少しずつ笑顔の時間がもどってくるはすです。
          落ち着いたらまたお便りくださいね!

          by nekomimist 2021-03-29 12:38 AM | 返信 |

  • はじめまして。
    私の愛猫も今頑張っているので、
    長文になってしまいますが共有します。

    今年17になるオスのロシアンブルー雑種なのですが、今は食欲が無くぐったりしています。
    病院に初めて行ったときは喉の潰瘍が酷いから、痛み止めを打ちましょうということで打ちました。
    その効果もあってか食欲も少し回復し、椅子の上にジャンプするほど元気でした。
    が、先週の土曜の地震や雨の影響からか、体調がまた悪化しました。その後病院に再度診察して1日入院することになりました。
    その時は痛み止めと点滴、栄養剤を入れたようです。

    家で帰ってきた後の様子は、疲れ果てよろよろで瞳孔も開いていました。医者の人が「もう延命のために点滴をするか、痛み止めを打つしかない。もうどうしようもできません。」という言葉もあり、最愛の猫の前でつい泣き崩れてしまいました。

    とにかく今日は一緒にいようと夜は一緒に布団で寝ることにしました。寝る気配もせず、ずっと眼は開きっぱなしで遠くを見ている状態で不安でいっぱいでした。私が現在28なのですが、11の時から寝るときも家で遊ぶときもずっと一緒にいた相棒だったので、いきなりの体調不良に現実を受け止め切れず、今までの思い出を考えたら涙が溢れてきてほとんど寝つけませんでした。

    喉の潰瘍の原因を考えたら、野良猫のエサを食べた時に感染したか、口内炎が悪化した、不衛生な水を飲んだかのどれかかなと思っています。
    寝てる時にたまに唸っていたり、歳も取ったからか朝早くにウォーンと鳴いていたのでその時に気づいとけば良かったのかなと今更になって思っています。

    どちらにせよ、猫の寿命は自分より早く来るということは知っていました。
    あめりかんの闘病記を見て、他にも頑張ってる猫たちがいることを知って勇気づけられました。

    これからは病院には行かず家で愛猫と過ごそうと思います。
    出来ることは全てやろうと思います。

    こうやってコメントを書くのも勝手ながら自分の精神を落ち着かせるために書いています。
    1番は愛猫が幸せに過ごせてることだと自分に言い聞かせています。

    長々と読んでくださりありがとうございました。

    by あっきー 2021-03-24 1:44 PM | 返信 |

    •  あっきーさんへ
       コメントありがとうございます。喉の潰瘍、少しでも楽にしてあげたいですね。病院で治療薬を投入すると、たとえ軽い痛み止めでも一日以上影響が残ることが多いです。猫も高齢になりいろいろな症状が出てくると、ベテラン獣医師さんでも試行錯誤の治療が多くなるようです。どんなことでも相談できる獣医さんが近くにいればいいですが・・。
       愛猫さんは11歳から17年間も一緒に暮らしてきた相棒とのこと、たくさんの楽しい思い出があると思います。それだけに晩年の世話はつらいですが、猫さんは大好きな飼い主さんが一緒にいてくれるのが一番幸せです。あともう少し、ふたりでがんばってくださいね。

      by nekomimist 2021-03-25 2:10 PM | 返信 |

  • 18歳目前の雄猫が去年の初夏頃から鼻詰まりになり、抗菌剤とステロイドで治療していましたが去年暮れから症状が一気に悪化し青鼻が止まらなくなり、今月とうとう食欲も無くなりました。
    点滴と強制給餌していまぢたがネコの辛そうな様子に3日で全ての治療を辞めたところ、穏やかないつもの可愛い顔に戻りました。
    異常に甘えるし、片目の瞳孔が開いたままなので残された時間が僅かなのが切なくて。
    精一杯撫でて声を掛けています。

    by タマちゃん 2021-03-17 4:20 PM | 返信 |

    • タマちゃんさんへ
       コメントありがとうございます。
       食欲がなくなるほど鼻水が止まらないというのは、とても大変で心配なことですね。原因があるのかもしれませんが、高齢猫にはいろいろな症状が出てくるものだとあらためて驚かされます。
       それでも治療にがんばってきて、今は少し穏やかでかわいい表情がもどってきたというのは、飼い主さんへの恩返しのように思えます。猫はいくつになっても甘えっ子で、それはきっと幸せな証拠ではないでしょうか。このまま穏やかな時間が続きますように・・

      by nekomimist 2021-03-18 1:20 AM | 返信 |

  • 2年前の12月から血尿の為通院、自宅での点滴が始まりました。その時から死んでしまったらどうしよう、なんとか
    少しでもよくならないか、頭の中は何をしていてもそのことでいっぱい、ごはんを食べていればほっとして元気がないようなら落ち込んで…その間生死を彷徨ったこともありましたが3ヶ月前に20歳を迎えることができました。
    3日ほど前からごはんを食べなくなり今は横たわり小さな呼吸をしています。ほんとにここまでよくがんばってくれ我が家に幸せをたくさんくれたことに感謝しかなくありがとうの気持ちで送ってあげたいのですが片手で小さくなったカラダを撫でていると涙が出てどうしようもないのでここで書かせていただき少し気持ちが深呼吸できました。

    by シュワッチ 2021-02-16 10:22 AM | 返信 |

    • シュワッチさんへ
       2年以上に渡るケアの日々は、いかに大変な日々であったでしょうか。その中で20歳を迎えたことはとても素晴らしいことだと思います。若い頃よりずっと小さくなった愛猫さんだと思いますが、その体は飼い主さんの愛情で満たされているでしょう。猫は元気なときも最期のときも天使のような存在だと思います。
      感動のコメントをありがとうございました。

      by nekomimist 2021-02-16 7:05 PM | 返信 |

  • 記事を拝見しました
    実は今朝、ウチの仔(猫♀12歳)が旅立ちました。
    原因は今一つ不明なのですが、状況からひょっとして肥満細胞腫の類かも?と思っています。
    数日前から前兆があり覚悟していましたが、悲しくて悔しくて男泣きに声を出して泣いてしまいました。
    今早朝にこのブログを発見し記事を読ませていただいたのですが、そのままの転帰を辿りました。
    最後は自宅で、あの仔が一番大好きな娘(人間)に撫でてもらいながら安らかに旅立ちました。
    現在は気のせいか少し微笑んでいるような顔です。
    今週末には本当のお別れ(葬儀)をする予定ですが、他の方々と同じように立ち直るには膨大な時間が必要になると思っています。

    それでもいつか「思い出」になって懐かしむ時機が来ることを心から願いつつ、あの仔を「ありがとう」の感謝の言葉で送りたいと思いました。

    by りん 2020-10-28 1:03 PM | 返信 |

    •  りんさん、コメントありがとうございます。
       猫が旅立つのはほんとに悲しいです。特に火葬までつらいでしょうが、骨になってもどってくると、なにか気持ちに区切りができるような気がします。
       私も猫の最期のときを思い出すと、いまでも涙が出てきますが、なるべく最期のときではなく、楽しかったことを思いだそうと心がけています。天国の猫たちは、きっと家族に楽しかったことを思い出してほしいと望んでいるだろうから・・。
       りんさんの猫もきっと甘えっ子のかわいい猫ちゃんだったと思います。娘さんと思い出を共有できるのは素晴らしいことですね。
      つらいときはまたどうぞご連絡ください。

      by nekomimist 2020-11-01 10:30 PM | 返信 |

  • 肥満細胞腫で先週愛猫を13歳で亡くしました。
    急に痩せてきてよく吐くので病院に連れて行ったのですが、検査をしてもうだいぶ脾臓が肥大していて摘出した方がいいとのことだったので、高齢だから手術するかかなり迷いましたが手術しました。
    手術後、すぐに目も覚めてその日のうちに面会に行ったらとても元気そうな表情で、手術して良かったと喜んで帰ったのですが、翌日容態が急変したと連絡を受け病院に着いてしばらくしてから亡くなりました。
    痩せたなぁと思って病院に連れて行ってから1週間での出来事だったので気持ちが追いつかず、なんでもっと早く気づかなかったんだろうと責めまくる日々で、肥満細胞腫のことを調べていたらこのブログに辿り着きました(><)

    by サビちゃん 2020-07-21 6:07 PM | 返信 |

    • サビちゃんさんへ
       そうでしたか・・。おつらいですね。手術の翌日に急変することもあるんですね。
       病気発覚から手術の間も心配で胸がつぶれそうになったでしょうし、突然のお別れは受け入れがたいことと思います。
       早期発見ができず後悔されているとのことですが、猫は怖がりで病院に連れていきにくいことも多く、発見が遅れてしまうことは多いです。
       昨日も、ボランティア友人の猫(オス15歳)が、あごのニキビが悪化してきてついに病院に連れて行ったら、悪性腫瘍でもう手術で取れる段階ではないと言われたそうです。友人はもう100匹も看取っていますが、それでも分からないことが多いと思いました。
       サビちゃんの愛猫さんは最後までがんばりましたよね。お気持ちが落ち着くまで時間がかかるとは思いますが、せめてお話し相手になれればと思いますので、どんな愛猫さんだったかまた聞かせてください。

      by nekomimist 2020-07-21 8:04 PM | 返信 |

    • 猫開腹手術術後で今日このブログに辿り着きました。
      猫の肥満細胞腫と言う病気があることを初めて知りました。
      我が家の猫ちゃんは14歳のメスで、8月の初めにぐったりして様子見ても良くならないので、8月6日に動物病院に連れて行ったら、まず触診でお腹に腫瘍が出来ているので、長くないと言われました。エコーで大きい腫瘍が確認できました。手術を勧められたけど、この時はするかどうか決められませんでした。
      抗生剤とステロイドの飲み薬をもらったけど、ウエットフード等と混ぜても飲んでくれず、8日に抗生剤とステロイドの注射をしてもらい元気になりました。高齢なので、手術はせずにこのままにしようと思ってたのですが、22日にもう一回注射に連れて行った時に次は食事がいつもより少なくなってきたら連れて来て下さいと言われました。腫瘍が出来ていると言われた時は頭が真っ白になって手術の事とか考えられなかったけど、元気そうにしてる姿を見たら手術をして良くなるのであればしようと決断して、昨日別の猫ちゃんを動物病院に連れて行った時に手術の話を聞きました。全身麻酔のリスクと開腹しても取り切れないと判断した場合はそのまま閉じると言う話も聞きました。手術の予定が詰まっているので、早くても9月17日になるようです。私は田舎に住んでいるので、病院までは車で20分かかります。セカンドオピニオンする病院も遠いからそれはするつもりはないので、色々と調べようと思ってこのブログを見つけて、読ませていただきました。
      我が家の猫ちゃん、腕にずっと治らない傷みたいなのがあって、そのことは獣医さんに言ってないのですが、あめりかんちゃんと同じ肥満細胞腫なのかもとすごく不安になってしまいました。そして、高齢なので、術後すぐ亡くなることを考えたら、手術するべきなのか、すごくすごく迷ってます。
      どうしてあげることが一番いいのか本当にわからないです。
      元気そうにしてるけど、やはり痩せてきているし。
      考えると涙が止まらないです。
      同じような思いをされた方のこのブログに出会えて良かったです。

      by とらみ 2020-08-30 12:11 PM | 返信 |

      • とらみさんへ

         コメントありがとうございます。
         14歳の愛猫さんが腫瘍との診断で大変驚き、胸がつぶれるような思いでしょう。
         小さな傷があるとのことですが、イボのようなものでしたら、良性の肥満細胞腫かもしれません。うちのあめりかんもイボとの関連は分かりませんが、脾臓を摘出すれば長く生きられる可能性があるとのことで手術を決断できました。
         回復の可能性が低いとの診断なら、手術を決断するのはとても難しいでしょう。私の周りでも、手術や抗がん剤のような積極的治療はしない人のほうが多いです。
         猫の晩年の病気に対しては、どんな選択をしてもリスクはあります。回復するかしないかは猫の生命力と寿命で、人間ができることは少しのお手伝いだと思います。飼い主さんにこんなに大事にしてもらい、愛猫さんは幸せです。

        by nekomimist 2020-08-31 12:11 AM | 返信 |

        • 私のコメントを読んで返信していただき、ありがとうございます。
          すごく励まされましたし、救われました。
          腕の傷みたいなものですが、イボではなく、カサブタのようなもので、もう数年前からあります。お腹ももう数年前から大きかったけど、太ってるのかなと思ってました。異変はあったのですが、そんなにたいしたことじゃないと思もってたので、病院には連れて行ってなかったのですが、暴れてひかっかれてもいいから、数年前に早く病院に連れて行けば良かったとすごく後悔の毎日です。
          もう一匹の猫ちゃんは頻繁に病院に連れて行く事が多かったのですが、今、腫瘍が出来てる猫ちゃんは一番元気だったので、もっともっと長生きして、一緒にいられると過信してました。
          手術をしなかったら、していればもっと長生きできたかもと後悔するだろうけど、手術して術中死したり、数日後に亡くなったらどうしようと思い、まだ決断出来なくて泣いてばかりいる自分が本当に情けないです。
          nekomimistさんの「回復するかしないかは猫の生命力と寿命」と言う部分はそうだなぁと思いました。
          そして、nekomimistさんも、他のコメントされてる方々もみんな猫ちゃんのことを愛して、みんなそれぞれ決断して強いなぁと思いました。
          このブログに出会えて本当に良かったです。
          ありがとうございます。
          今のところ、吐いたり下痢したりとかはないのですが、痩せていく猫ちゃんを見るのは本当にツライです。
          仕事をしているのでずっと一緒にはいられないけど、なるべく側にいようと思います。

          by とらみ 2020-08-31 9:01 PM | 返信 |

  • はじめまして。肥満細胞腫について調べていてこちらを拝見させていただきました。
    私の猫も内蔵型肥満細胞腫で高齢のため、手術と抗がん剤治療について迷っております。実は過去にも猫の肥満細胞腫を経験しており、当時はブログに記してくださっている方も多かったのですが、現在はSNSの主流も変わり個人の方の日記は減ってしまったようです。
    そんな中、詳しく日記を記してくださってありがとうございます。私自身、別の猫を昨年闘病の末に亡くしたこともあり、nekomimistさんが日記を書かれた思いを考えると、最後は泣けて泣けて仕方がありませんでした。あめりかんちゃん、元気に過ごそうとした前向きな姿を強く感じました。飼い主さんの愛情をいっぱいに受け、幸せな毎日だったと思います。
    どの病気でも猫は亡くなる前は冷たい場所に行きたがるそうで、昨年亡くなった私の猫もそうでした。お風呂場にも行きたがりました。
    肥満細胞腫については、過去の皮膚型ではイマチニブ(グリベック)が効果がありました。皮膚型の猫、体力に余裕のある猫でしたら選択肢に上げられてもよいかと思います。(コメントを拝見すると、肥満細胞腫を調べてブログに辿り着かれる方が多いようなので、蛇足ながら添えさせていただきました)。過去に患った猫は反応も良く、その後内臓への転移もありませんでした。皮膚の再発を繰り返していたので試してよかったです。ただ副作用は吐き気と食欲不振が強かったため、衰弱している猫では使用を躊躇います。
    現在の猫は末期で脾臓の腫れが著しく、高齢でやせ細っているため迷っております。
    nekomimistさんも術後の抗がん剤の使用は躊躇われたとのこと、やはり慎重に考えようと参考になりました。本当にありがとうございます。
    nekomimistさんや、こちらのブログを訪れる方や猫ちゃんたちがどうか元気で過ごされますように。

    by なつみ 2020-06-05 2:27 AM | 返信 |

    • なつみさんへ
       詳しく書いていただきありがとうございます。
       皮膚型の肥満細胞腫の猫ちゃんも多いので参考になりますね。
       また、なつみさんの猫ちゃんも最期は冷たいところに行きたがったということで、親近感を覚え、疑問もとけた気がします。
       現在闘病中の猫ちゃんは高齢で大変だと思います。なつみつんもお体に気をつけて、猫ちゃんを見守っていけますようにお祈りしております。

         

      by nekomimist 2020-06-05 1:23 PM | 返信 |

      • 返信ありがとうございます。
        悩みは尽きませんが、こちらを拝見してnekomimistさんや他の皆さんの頑張りに触れて前向きになれました。
        興味深い記事をたくさん記してあり、これから読ませていただこうと思っています。
        ありがとうございます。

        by なつみ 2020-06-06 1:17 AM | 返信 |

  • 猫の肥満細胞腫 術後 と検索したらこちらのブログにたどり着きました。 今年に入ってからよく食べるのに痩せて来て、とくにお腹がポッコリしていたので2020年3月に病院でレントゲンとエコーで検査をすると脾臓が大きいと言われ、1ヶ月経過観察しましょうと言われました。それから3週間後に食欲がなくなり吐いたのでまた病院に連れて行ったら吐き止めと脱水症状の輸液、大学病院へ脾臓のさらに詳しい検査の予約を取ってくださり、大学病院でお腹に針を挿す検査で肥満細胞腫が見つかりました。
    それから1週間後の2020年4月21日に脾臓摘出、四日間入院し今日退院してきました。
    まだお腹がふさがっていないから仕方がないのですが、 帰ってきてからは寝てばかりいて、以前より食欲がなくなりました。 
    術後の経過が気になり読ませていただき、参考になりました。どうもありがとうございます。
    術後だけではなく、肥満細胞腫の再発などいろいろ気を付けてやらないといけないのですね。
    まだ抜糸まで二週間ほどありますので、その時に先生にもいろいろと相談してみます。 

    思い出すとお辛いと思いますが、詳しく書いてくださってどうもありがとうございました。

    by レオにゃん 2020-04-25 11:42 AM | 返信 |

    • レオにゃん様
       コメントありがとうございます。
       レオくんも脾臓摘出をしたんですね。とても心配されたことと思います。でも4日で退院ということは手術成功で経過も良かったのだと思います。
       うちの場合も術後帰ってきて2、3日は食欲がなく、ハウスに入ってばかりで心配でしたが、2週間ほどで元気になり、その後は若返ったようになりました。猫の生命力は目を見張るものがあります。レオくんとまた楽しく遊べる日がきっとくると思います。

      by nekomimist 2020-04-25 5:59 PM | 返信 |

  • はじめまして。我が家の17歳のニャンが今まさに内蔵型肥満細胞腫で大学病院にて通院中です。脾臓摘出後半年経過しました。体重も3.8キロから4.2キロに増え、術後の余命は1年といわれましたが、まだまだ大丈夫では、と思っていました。
    が、ここ数週間で食欲が落ちてきており、病院からは今後の治療方針をどうしますか、と。悩みましたがやはり抗がん剤の取り扱いの難しさを考え、(比較的取り扱いやすい)分子標的薬を開始。ただ犬には効果大でも猫の場合は犬ほど確実ではない、と言われたとおり、大きな変化もなく体重も3.7キロに・・。
    うちのニャンはまだまだ階段も上り下りできるし、毛並みもいいし、と思ういっぽう、病院側からは今後は血便や血を吐くこともありうるし、植物状態で生かすよりは安楽死も決して悪いことではありません、今から治療方針を決めて頂ければ、できるだけそれに沿うようにします、と言われています。安楽死という言葉にかなり凹みましたが、あめりかんちゃんの最後の日々を読ませていただくと、日本ではなかなか難しいけれど、選択肢のひとつとしてありかな・・と。臨床的には正しいのかも・・と。
    まだまだ悩む日々です。でも後悔のないよう、できる限りのことをしてあげたいと思います。迷ったときは、また何度も読み返させていただきます。記事をまとめていただき本当に有難うございました。

    by SiameseMix 2019-09-08 1:11 PM | 返信 |

    • 17歳ニャンちゃんの飼い主さん、読んでいただきありがとうございます。
      うちの猫と同じく脾臓摘出されたんですね。しかも高齢17歳での手術、その後もお元気なのは素晴らしいことだと思います。
      飼い主さんと一緒にがんばっているんですね。
      分子標的薬投与も行ったとのことですが、やはりこの夏の暑さも負担になっているのでしよう。
      猫が元気なうちはなかなか将来の治療方針もきめられないと思います。
      うちの場合は「最期は苦しみを長引かせることはやめよう」とだけは考えていました。
      結果的に家で看取ることになりましたが、よかったと思っています。
      それぞれにいろいろなタイミングがあると思いますし、
      そのときになればきっと最良の選択ができることと思います。
      なにかありましたら、またご連絡くださいね。  

      by nekomimist 2019-09-08 3:36 PM | 返信 |

      • 以前こちらに投稿させて頂いたものです。
        我が家の17歳のニャンですが、術後1年経過しましたが・・元気です! 結局積極的治療をすると具合が悪くなるようで、術後毎日ステロイドと胃腸薬、制吐剤だけの日々ですが、それでも薬でそれなりに抑えられています。夏の18歳の誕生日を迎えられるといいですね、と獣医さんからも言われました。とても嬉しかったです。
        勿論時々食欲も落ちてこちらは神経質になりますが、この一年で少しずつ覚悟もできてきて、でも一日でも長く長くと愛情を注いでいます。
        皆様のニャンコたちも、穏やかでまったりとした日々が過ごせますように。

        by SiameseMix 2020-03-08 3:26 PM | 返信 |

        • SiameseMixさん
          うれしいご報告ありがとうございます!
          術後一年も元気というのは素晴らしいことですね。
          お薬も猫ちゃんに合っているんだと思います。
          獣医さんと飼い主さんでいい選択をされたのでしょう。
          同じ病気の猫を持つ人にもとても勇気づけられるお話だと思います。
          夏のお誕生日を迎えましたら、ぜひまたお便りください。

          by nekomimist 2020-03-09 12:26 AM | 返信 |

          • こんばんは。SiameseMixです。

            あれから色々ありましたが、我が家のニャンコ、無事に18歳の誕生日を迎えることができました!
            肥満細胞腫もほぼ寛解し、先生からも、とりあえずもう気にしなくても大丈夫です、と言われています。

            ただ、体重の減少が激しかったので念のため検査したら、今度は甲状腺亢進症が発見されてしまい、メルカゾールも副作用で中止、残された食事療法食のみで奮闘中です・・

            まだまだ何が起こるかわかりませんが、穏やかに、ご機嫌で、一日でも長く過ごせますように・・
            猫を支える方々様も、残暑という名の猛暑、コロナ禍に負けず、どうかくれぐれもご自愛ください。

            by SiameseMix 2020-08-15 11:50 PM

          • SiameseMix さん、十八歳おめでとうございます!
            肥満細胞腫がほぼ寛解とは、すごいことですね。多くの闘病中の猫に希望をくれるお話だと思います。
            いろいろ大変だと思いますが、これからも穏やかに長寿をまっとうされることを願っています。

            by nekomimist 2020-08-16 5:20 PM

          • お久しぶりです。SiameseMixです。
            こちらに初めて投稿させていただいてから3年以上経過いたしました。当時18歳だった我が家のニャンコですが・・・なんと20歳の誕生日を迎える事ができました。
            ただ、縁を切ったと思っていた肥満細胞腫は再発してしましました・・が、抗がん剤を使用する歳でもなく、ステロイドだけで何とかやっております。
            獣医師からも、年齢的に6割がた良ければよしとする、と言われており、ここまで頑張ってくれているのだから、あとはもうあるがままを受け入れたいと思います。
            高齢猫ちゃんが皆、少しでも穏やかに過ごせますように・・。

            by SiamiseMix 2022-08-30 7:38 PM

          • SiameseMixさん、お久しぶりです! 
            愛猫さん、20歳の誕生日、おめでとうございます!
            この3年、肥満細胞腫の治療以外にも、いろいろ大変なことがあったと思いますが、
            一緒に乗り越えて、この日を迎えられたこと、とても感動します。
            うちの猫も17歳で、腎機能低下でこの夏から自宅で点滴を始めたところですが、
            SiameseMixさんのように、20歳までがんばろうと勇気をいただきました。
            猫の力、自然の力を信じて、前向きに猫と向き合っていきたいです。

            by nekomimist 2022-08-30 11:52 PM

  • コメントへのお返事ありがとうございます。
    あれから短期間に繰り返し症状が出てしまい、違う病院へ行き検査してきました。一部しか結果が出ていませんが、どれが引き金でどれが合併症なのかわからないけれど沢山不具合が見つかり、年のこともあり集中して積極的な治療(開腹手術など)は行わない方向になりそうです。こちらでの情報が本当に助けになりました。私もだれかの役に立てればいいな、とFBで記録をしていく予定です。
    https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2393395120725259&id=100001643829436

    by akiyuki 2019-06-02 6:37 PM | 返信 |

  • はじめまして、14歳メス猫の飼い主です。年末に肥満細胞腫がお尻にできましたが、処方された塗り薬で消え、その後の検査でも再発や内臓への転移の兆候は見られないと思われるとの診断を受けています。

    年齢による腎臓機能に低下(ステージ2)により療養食やネフガードを給餌していますが、ひどい嘔吐と下痢を週に一度起こします。それ以外は食欲旺盛階段も駆け上がる元気さですが、アメリカンちゃんの記事を読んで似ているな、と心臓が鷲掴みにされる思いです。高齢のため開腹はためらわれますが、セカンドオピニオンも含めこのままでは後悔につながる!と背中を押していただいた思いです。悲しみが癒えぬ中、辛い日々を公開して下さってありがとうございます。長くなりましたが、一言お礼まで…

    by akiyuki 2019-05-29 3:46 PM | 返信 |

    •  
       コメントありがとうございます。この病気は情報が少ないので、愛猫さんの症状が参考になる方も多いと思います。嘔吐と下痢はつらそうなので、何かよくなる方法が見つかればいいのですが・・。その後の経過もまたお知らせください。

      by nekomimist 2019-05-30 1:08 AM | 返信 |

  • 昨日我が家の愛猫が亡くなりました。肥満細胞腫内蔵型の全くあめりかんと同じ病気でした。こちらのブログも参考にさせていただしましたが、私の行動と判断が遅かったため、脾臓摘出4週間で息を引き取りました。何回も何件もの病院を渡り歩き、その時その時の最善を尽くしたつもりでいましたが、結局助けることができませんでした。病名も経過も最後の3日間もあめりかんと同じような経過で、とても人ごととは思えません。まだ亡くなったのが昨日と言うこともあり、心の整理がつきません。どうやってこの喪失感を乗り越えればいいのでしょうか?一年経ってもまだお辛いとありますが、病気で亡くしたと言うことが大きいのでしょうね。後悔は残ります。一生忘れることはありません。

    by ふくちゃん 2019-05-20 9:58 AM | 返信 |

  • うちの実家の猫は、おそらく老衰だったと思います。獣医さんには何度か往診に来て貰いましたが、病院での検査などはしなかったため、はっきりしたことは分かりませんが。
    命とは温かさ、ぬくもりだったと今になって思います。私が駆けつけた時にはもう冷たく、かたくなっていました。今でも猫の毛が出てくることがあり、甘えっこで人懐こかったあの子を思い出します。

    by ねこのこ 2019-05-07 12:59 PM | 返信 |

    • ふくちゃんさん、愛猫さんが昨日亡くなったしまったとのこと、とてもつらかったですね。今は悲しみでどうしたらいいかわからない状態だと思います。
      でも猫ちゃんは最後までがんばったんですね。
      飼い主さんとしても、最善のことをしてあげたのではないでしょうか。
      私も亡くなった愛猫の愛しい姿を火葬にするのが辛くて悩みましたが、家族の都合などで2日後に行いました。火葬までの3日間はつらくて泣いていましたが、小さな骨壷になったあめりかんを抱いた時、不思議に心が落ち着きました。やはり葬儀は心の区切りになるのだと思いました。
      友人と話して笑えるようになったのは一週間後くらいでした。
      ただ愛猫の最期を動画にとっていたので、一ヶ月くらいはそれを見続けていました。今でもそれを見ると涙が出ます。
      かわいがった猫はどんな別れ方でもつらいと思いますが、最期を看取ってあげられたことだけは良かったと思っています。
      ふくちゃんさん、愛猫との別れは心ゆくまで時間をかけていいと思います。
      おつらいなかコメントありがとうございました。

      by nekomimist 2019-05-20 11:57 AM | 返信 |

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