今年のTNR(捕獲・不妊去勢手術)の相談は、なぜか母子猫が多いです。母猫と3、4匹の子猫を見かけるようになった、なんとかしてやりたいという相談です。場所は駅近くの繁華街や住宅地など、区内のあちこちです。
相談してきた方が、「猫たちを地域猫として世話していく」もしくは「保護する」ということになれば、ボランティアは捕獲・手術のお手伝いをします。
その際、捕獲は「母猫からが原則」とベテランのボランティアさんは言います。
子猫は警戒心がないのですぐ捕まるのですが、母猫は多少時間がかかります。子猫だけを先に保護してしまうと、母猫はしばし子猫を探したりするでしょうが、まもなく子育てから開放されて行動も自由になり、次の子作りが可能になってしまいます。そうなると、ますます捕獲が難しくなるそうです。
TNRする側としては、最初にいたいけな子猫たちを保護したくなりますが、そこは少しねばって、母猫からの捕獲をがんばったほうがいいようです。
母子猫を捕獲したら、母猫は手術後、リリースして地域猫へ、子猫は保護というケースが多いですが、子猫も2カ月齢になっていれば手術できますので、捕獲後すぐ手術したいものです。
渋谷 地域猫 SHIBUYA☆CATS
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