猫耳ブログ

渋谷 地域猫  SHIBUYA☆CATS

青学で地域猫活動! 職員・学生が協力して手術・保護

calendar

 青山学院(渋谷4丁目)で昨年末、猫ボランティアを行っている職員と、学院総務部安全対策課との地域猫ミーティングが行われました。渋谷区保健所の地域猫担当者2名と、ネットワーク代表も参加しました。
 ミーティングでは、学院内に飼い主のいない猫が増えているため、学生の猫サークルと協力しながら、春に向けて不妊去勢手術および子猫の保護を行っていきたいこと、その方法などを説明し、敷地内で猫のいる場所をチェックし、捕獲方法を説明、許可を得ました。
 大学での地域猫活動は、早稲田大学など有名なところはいくつかありますが、今回の青学も学院一丸となっての取り組みは画期的なことです。
 学院は美しいキャンパスで有名ですが、敷地が広く、青山通りから六本木通りまであります。植木や土も多く、都心の喧騒から離れたオアシスのような場所で、猫にとってとても住みやすい環境です。
 これまで渋谷区登録ボランティア「あいごねっと広尾」と学院職員有志、学生が協力して、10匹以上の手術・保護を行ってきました。それでもすべての手術が追いつかず、毎年子猫が生まれています。近隣から入ってくる猫と繁殖するようです。

雨どいパイプの中から救出された子猫。わずか140g。
「小豆」と命名。後ろ足が弱っていました。

 昨年夏は、校舎の雨どいパイプの中で子猫が鳴いていて、パイプを切って救出されました。だいぶ弱っていましたが、ボランティアが懸命に育て、無事譲渡できました。
 また秋には、校舎の5階バルコニーから子猫が降りられなくなるハプニングが・・。子猫はしばらく鳴いていましたが、結局木に飛び移って降り、無事だったそうです。
 そうした事情から今回、大学総務部に許可を得て、集中的にTNRを行うことになったのです。
 これまで何度かTNRを行っているところは猫用の食事と水入れが整然と置かれていました。学生さんが世話している場所には、手作り猫ハウスもありました。
 ただ、ほかにも不特定多数の学生などがえさをやっていて、頭数が把握しきれていいないところがあるため、年明けから情報収集を開始し、TNRと子猫の里親探しを行ってく予定です。
 これまで保護した学内の猫たちは、白黒模様か黒っぽい色のかわいいコが多く、みなウイルス検査も問題なく健康だったそうです。学内はもちろん、近隣の方々のご協力・情報提供をお待ちしております!

500gを超え、元気に遊ぶように。横浜の方にもらわれていきました。

この記事をシェアする

コメント

  • 子猫たち頑張った!無事で良かった!
    子猫が産まれ世代交代しながら生きれること、小さな命を見守ることのできる日本になる日を夢見て…。
    最近、ネズミの数が異常に増えている。
    生態系のバランスが崩れているのは、人間が自然界の一部にすぎないという感謝を忘れたおごりの心の結果。
    青学職員の皆さん、学生の皆さん、日本一の動物愛護の大学としても、御活躍できますこと、祈るばかりです。。

    by えつこ姉 2020-01-19 7:27 AM | 返信 |

えつこ姉 へ返信する コメントをキャンセル




CAPTCHA